日光 ~東照宮~
チケットを買って、入口を通ってから1時間弱くらいして、やっと東照宮の御本社に参拝することができた。
本殿の中に入り、順番を守っておくの部屋に進んでいくと、そこで若い神主さんが、皆をまとめてお祓いしてくれて、その後説明を始めた。戦国時代は、大名しかこの部屋に入れないだとか、大名の石高は、今の時代のお金に換算すると何十億だとか、そんな景気のいい話だった。
最後のこの部屋の先で売っているお守りの宣伝をしていて、ここまでの通り道にあるお守りを物色していただけ、まだ決めかねていた自分は、その講釈をうのみにして、そのお守りを買ってしまった。といっても、後悔するようなものではなく、こじゃれた、かわいいお守りだった。
次に、薬師堂(本地堂)に入って、鳴き龍を拝んだ。お坊様?が、拍子木をたたくと、カーンという音のあとに、確かに高く細い、鈴が鳴るような反響音が聞こえた。
ここでも、お守りを宣伝していたが、すでに一つ購入済だったので、ここではかわなかった。もう一つ、別に欲しいお守りがあったからでもある。
お堂を出て、後は帰路なのだが、途中の売り場で気になっていた守りをもう一度見て買うかどうか迷っていると、別のお客が続けて2名もそのお守りを買っていくのが見えた。ちょっと恥ずかしい気もしたのだが、買う人が多いのに勇気つけられて自分も買うことにした。
そのお守りとは、三つ葉葵の紋様がついている印籠の形の交通安全のお守りだった。水戸黄門が、最後に出すあの印籠そっくりのお守りである。ご利益がありそうかどうかは❔だが、車に置いておいたら面白そうだった。
家族にもそれぞれのお守りを買って、東照宮を後にした。
印籠の 三つ葉葵が 目に入る